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おれでじ 6b | フィリピン

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おれでじ 6b | フィリピン

突然ですが皆様、フィリピンで一番美味い食べ物は何か? ご存じでしょうか。

正解はこれ。

 

 

 

 

 

日清カップヌードル シーフード

 

 

私の母さんはフィリピン人だ。故に小学6年生までは夏休みは祖国フィリピンに1か月単位で旅行するのが定例行事であった。フィリピン旅行と言えば連想するのはセブ島、青い海、フレンドリーな現地民だろう、ガチの帰省はそんな甘いものではない。

帰省先は実家のマニラと、どこにあるかも思い出せないダバオの2か所、各都市の現在を検索するとまあ~~~都会だこと。

マニラ

 

 

ダバオ

 

 

 

私が母と暮らしたダバオはこんなコンクリートジャングルではない

 

 

 

これだ!!!!

 

 

 

流石に屋根付きの家で寝泊まりできるが、浴槽はない、シャワーもない、水場にホースが設置されていて冷水で体を清めていた。雨が降るとシャンプーを持って外に出て頭と体を洗い、トイレはバケツ、水は井戸で組んでいた。これが小学生のすることか? しかしそれは甘ったれた日本人の感覚、世界の大半ではこれがスタンダード。私達はぬるま湯につかっている。

マニラの空港近辺はまだいいが、ダバオに向かう道中日本語を話すことは禁じられていた、日本語を話せば金持ちの子供だと思われ山賊に拉致されるらしい。

娯楽はビー玉転がしとバスケ、親指程でかいアリと、腕程でかいトカゲが家の中にいる。

帰省初日は母の血縁と思われる人物がドッと挨拶にくるがこれが100人近くいる。そして目の前で「お祝いだ!!!」と言い生きた豚の喉を掻っ切り丸焼きにしてくれるという日本で暮らしていては決して味わえないクレイジーを体感できる。

米はタイ米であるがゆえに口に合わず、現地で美味しく食べれるのは目の前で喉を掻っ切られ捌かれる豚か鳥か牛か、もしくは日本から持ち込んだ日清カップヌードル……それだけだ。それが幼い頃のフィリピンである。

 

 

 

そんな過酷なフィリピン生活に欠かせないのが一緒に遊ぶ弟と「デジモンカード」、私は数百枚のコレクション全てとデッキをフィリピンに持って行っていた、この話はここでようやくデジモンに繋がる。

兄弟は来る日も来る日もデジモンカードで暇を潰した。ガチのバチでそれしかないのでメインデッキはお守りのように感じ、首にぶら下げるケースにいれて大事に大事にしていた。

 

 

 

この話のサビがくる

 

 

 

日本人旅行者の鞄は狙われる、金目のものや美味いものが入ってるから。日清カップヌードルも、デジモンカードも金目の物

私達の旅行かばんは空港で姿を消した、少年でじのげんのデッキ以外のデジカ資産は全てここで失われた、小学生にはデカい……デカすぎるダメージ、おこづかいで買い直すなんてとてもとても……。私は涙した、もう立ち直れないかもしれない、俺のデジカ人生はここで終わりなんだ……そう悲しんでいた私に救世主が現れた

 

 

 

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