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おれでじ 5b | コピー(模倣)小学生

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初の大会、初めての一心堂、感じたのは「ド強烈な敗北感」

運動や勉学は上手くいかなくても「本気じゃないしw」「明日から頑張るw」といなせた、が、自分が好きなことでの敗北は流せなかった、強烈な「受け入れ難さ」を感じた。

 

 

ハイキューでいう「バレーにハマる瞬間」がこの時だったのは間違いない。

自宅に元り、カードをリビングの床に広げる。メモを取り出す。

誰がどんなデック(※旧デジカではデッキをデックと呼んだよ)を使った? 自分が持ってないカードは? 何ができる作れる? と、ひたすら検討した。

小のげんは「知識が足りない」ことに気がついた。知らないこと、わからないことが多すぎる。試行錯誤の結果、次大会では「見」に徹することにした。

試合が終わったら1番強い人(多分1番奥の机に座ってる人)を見学する。

試合をみていると自分がいかに非効率か理解できた。周り(環境)が見えておらず、自分がやりたいことだけを考えた「独りよがりなデック」を作っているかということがわかった。

 

 

 

また、優しくしてくれそうで詳しそうな人に積極的に絡んだ。

私は今では想像できないほどクッッッッッッッッッソお行儀のいい子だったので(※親がイカれてた故の反面教師+剣道やってた)生意気なガキとして邪険に扱われることはなく、かわいがってもらっていたと思う。

この時に出会ったのが「あの」インペさんだ。まさか17年後の2020年に新デジカで奇跡の再会をするとは思ってもいなかった。

 

 

 

「どうすれば1番卓に座れる?」試行錯誤の結果「わからん、真似しよう」に至る。

カードゲームはテレビゲームやスポーツよりも模倣がしやすい、トップ選手と同じ武器を使うこともできる。

テレビゲームやスポーツは道具は同じものを使えても、一流選手と同じように体を動かすことは難しいし、道具が一緒でも筋力が違い扱うことができないといった問題が生じる、目の良さなどの身体能力をコピーすることもできない。

しかし、カードゲームは「全く同じデッキ」を使うことができる。そこから考え方を学び、経験をなぞれる。

この会場で1番勝ちに徹したデッキを真似しよう、そこで目につけたのはーーー。

「マグナモン!!!!」

 

 

 

次回「フィリピン・ロストバゲージ」

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