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デジモンカードエクストリーム大会レポート(445)「私は怖いと思ったことがない。何が起きても、なんとかなる、と思えてならなかった」

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デジモンカードエクストリーム大会レポート(445)「私は怖いと思ったことがない。何が起きても、なんとかなる、と思えてならなかった」

環境18弾(BT18環境)
開催日2024/8/11
区分Cycle1-Grand Asia Open- 決勝大会
地域千葉 幕張
会場幕張メッセ
参加人数593
使用デッキヌメウッコ
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これは8/11に開催された「Cycle1-Grand Asia Open- 決勝大会」のレポートである。

年一規模の節目の大会であり、このために4月頭から関東中を奔走していたため綴り、記し、後世に言い伝えたい。

 

 

 

長くーーーー。

長い争いだった。

ナ~ガクナガイ~ポルノ、すごく好きなんだぜ。

 

 

 

5月から始まった予選大会。約3か月の間、全国各地のプレイヤーが火花を散らし、腕を競い合い、殺し合ったデカい祭りが終わりを迎えた。

あるプレイヤーは徳島へ、あるプレイヤーは和歌山へ、静岡へ、長崎へ、そして俺は群馬へ……。この大会のために命と財産を削った、熱く激しい4か月だった。

 

 

 

3月の超テイマーで優勝した私はかなりのプレッシャーを感じながら予選入り

「まあ、いうて余裕でしょ……」「俺のヌメウッコは日本一!!!」と調子に乗り、なめつつリングインする。

が、予選1大会目は2-2と惨敗

特に影響がデカかったのが2022年の世界2位トッキー氏との対戦。紅焔がぶっささり圧敗、この敗戦は尾を引き調子を著しく落とし、その後の戦績を大きく低迷させた。

 

 

 

そこに追い打ちかのように台頭し始めたガブロ。速度で完全に上をいかれ構築を歪めることに

更に更にダメ押しで流行り出したドルゴラモン。ここで完全に迷子……! 何を対策すれば良いかわからない状況で、自信がぐらぐら。

何度も「諦め」の二文字が脳裏に浮かんだが、「超テイマーを優勝させてくれたデッキ……制限で死ぬまで共に……。」と決意し群馬遠征。

 

 

 

ここで見事1回戦で9歳、3回戦で6歳をブッ倒す、+スーパーラッキー!

1位卓が時間切れ両負け

これに救われる形で予選を通過した。

次々通過する仲間と、最後まであがくも死にゆく仲間を見届けた。そして遂に本番がやってきたのだった。

まずは前日談

たらたら書いていたが旬を逃したかつ、何をそんなに書くことがあるのかと我に返ったので丸々カット。

OZ(35)
やく(32)
なべ ※本物(34)
遅刻(32)

上記おっさん4人が実家に泊まりに来て楽しかったです。

炎天下の中18分程駅まで歩き、海浜幕張に向かうのだった。

1回戦 vs 女

会場入り、物販もなかったので余裕を持ち着席しマッチングのその時を待つ。

「一回戦から前回BEST8組だけはやめてくれ……。」と切に願う。

 

 

 

マッチング発表、大事な大事な一回戦はなんと身内。りの氏。一言で言えば「女」である。

この場を借りて言いたいのは、俺は世の中のコンプラがどうとか、ジェンダーがどうのこうのに屈することだけはしたくない。

 

 

 

りの女史と言えば、ホリドラやエンジェウーモンACEを中心にした黄軸のグッドスタッフ使いとして有名である。特に厄介なのは光の天啓

1枚で3アドをブチ得るパワカ。手打ちで盾に埋められても厄介、盾に無言で潜んでいるのも厄介。

1枚でリーサルプランを狂わされるため、ヌメウッコならLv3を横展開するのではなく、DP6000以上のデジモン……つまりはヌメX入りのもんざえモンを場に置きつつ、慎重に慎重に攻める必要がある厄介な相手。

 

 

 

方針は決まった、あとはブレないよう目の前の敵に集中すべきーーー。と考えていた矢先捲れたデジタマは

 

 

 

ちゅのみょん……!

 

 

 

やっべえこれワニじゃね。めっちゃキツイって。

 

 

 

先1はゴブリからオーガのベストムーブ

こまい展開は忘れたが、こちらは引きに行く札が見当たらず若干窮屈。

りのー氏はブルーメラだかトレーニングだかを絡めて発射体制充分!!! ここでワニが来たらーーーー。

 

 

 

死を覚悟したその瞬間、着地したのは

カルビやんワレェーーーー!?

 

 

 

ワニよりは楽……いや、楽なのか? わからない、なんだこれは、まだワニの方が動きがわかるから良い。一体何だこのデッキはーーーー!!!

 

 

 

ケルビだろうがほぼ最短着地され、こちらの回答はない状態、連携で2点取られたあとの次ターン。育成でもんざえを作ることしかできない……。このデッキにはセキュリティ効果持ちのカードはPFしかない、盾は3、次のターンは負けないが詰められる……、このままでは敗けるーーー。と最悪を思い描いた時デッキが応えた。

 

 

 

「オマエヲーーーナカセタリシナイーーー。」

 

 

 

万事解決。デジモンカードは異能ゲー、長く愛用したデッキには神経が通い、使用者の窮地に応える。これが冗談でないことは”皆様も”よくご存じのはず。

 

 

 

もんざえ進化ドローでもんざえX、更には次ターンのトップが

神が「勝て、穿て」と吠えているいる。目の前の敵に、そしてポリコレに、概念に、窮屈な世の中に。

 

 

 

相手の盤面は更に伸び、ケルビX着地+3面横展開+育成でリーサルを押し付けてきていたが、もんざえX、ラピッドX、X抗体が揃ったヌメウッコに敵うデッキは存在しない(ここ伏線です)

 

 

 

もんざえ移動からベストムーブをブチかまして、後は反撃を丁寧に捌いて勝利ーーー。

 

 

 

このブログを読んでる皆様に一言言っておく。女を女と呼んではいけない、仲良くない女の子をいじってはいけない。これはでじのげんおじさんとの約束だ。アンチを作る覚悟がある奴だけ、その先の景色を見たい奴だけが前に足を一歩進めろ。

2回戦 vs アポカリ

二回戦のお相手は九州の強豪 蓮 選手

正直早い段階での地方勢は避けたかった。というのも俺の弱点は「初見殺し」、練習してない対面だと勝率が途端に落ちるのだ。

俺がわかっているのは「九州のプレイヤー」「大型大会でも結果を残している実力者」ということだけ、風向きが悪いぜ~

 

 

 

試合開始、またも紫のツノモンからウッコモン。恐らく紫ハイ……となると、直近の大会で結果を残してる「紫ハイLo」、タマゴがマザーでないということはアグロプランも有しているだろう……。

ぼんやり相手の攻め手を思い描く、が、こちらの引きは宜しくない、悪くはないが、カイザーレオとベルグで面除去を連打してくる相手には物足りなすぎる内容。

攻め手がわからない……ならば攻めさせない、と、選んだプランは「ラピX+ブロッカーヌメ」によるディフェンスプラン。これは効いたようで攻めあぐねているのが伝わってくる。

 

 

 

だが未だに相手のデッキが読めない、ウッコモンで札が捲れる、ちらちらとムゲンドラモンが見える。

「ムゲンドラモンなんか入ってるんだ……好きなのかなあ。」

 

 

 

今度はディスカードで手札をきる、またもムゲンドラモン

「……めっちゃ好きなんだなあ。」

 

 

 

またまたディスカード、メタルシードラモンとホリドラ! やっとピンとくる!

 

 

 

「これ!!! ムゲンドラモンが好きなんじゃない! アポカリだ!!!!」

 

 

 

時すでにさだまさし。チクリモンを何枚無駄遣いしてるんだーーー!!! 気がついた次ターンに進化元2枚からアポカリ着地でホリドラin!

一枚目のムゲンで気がついていればァ! 理解してケアしていればここまで深刻なダメージはァ!

 

 

 

馬鹿なのか!? 何故だ!? 何故気がつかなかった!? 本当に馬鹿なのか!?!?

とは言えメモリーは6、デッキは……ドロー後で10、手札にはウェヌス、もんざえ、もんざえX×2、PF。

ア~~~~勝ち筋はなんだ? 場の色は何色? ラピX(黄緑)、ウッコ(白)で3か……ということはベルグ登場だったら3枚がMAXね……もうこれしかねえじゃん、でもこれがあるじゃん!

 

 

 

勝利のビジョンがみえた

 

 

 

もんざえ登場から超絶怒涛展開、もんざえX、もんざえX、チクリ、ウッコ、ラピX

ダメ押しで育成進化で+1打点追加して~~~! ウェヌス進化で3返し! デッキは4!

これで万が一アポカリ拾われてなげられてもメモリー足りないし、ベルグは進化時発揮できない、登場させても4枚しか破棄できない!www

場の色は3色! 勝った! 第三部完!

 

 

 

ん……?

 

 

 

 

 

 

黒が……色が……増えとるやん……(場の色4色)

 

 

 

 

え……デッキ何枚……?

 

 

 

育成を育てるという過剰打点ムーブで4枚

 

 

 

慟哭からベルグで4枚ジャスト削られてKILL

 

 

 

 

 

O

 

 

B

 

 

A

 

 

K

 

 

A

 

 

S

 

 

A

 

 

N

 

おばかさん。

敗北。

 

 

とは言えラピXブロッカーという強固すぎる守りを躱しながらLOプランを完遂した蓮さんのプレイが光った。

5年後ーーーー。彼は見事決勝トーナメントに進出するのであった。

3回戦 vs 黄ハイ

2回戦敗けはもう無理だろ、6-1でも数人落ちるシステム上もう不可能だろう、だがどこに行きつくかは関係ない、どんな時でも目の前の敵を虎視眈々とぶちのめし続けたものが最後に王となるのだ。

2回戦で敗けようが、全勝だろうがやることは変わらない、相手に勝つ。それが次につながる、そうやって生きてきた。

 

 

 

3回戦は黄ハイ、黄ワクではなく、ウェヌスで蓋して紅焔で面とって、オーディンでいじめてくるタイプのやつ。変形型黄ハイといっていいだろう。

紅焔は天敵なのでしんどいマッチか? しかしお相手さん事故みたい、育成が育たない、手が伸びない、初手ヒカリ後は基本1ターン1-2アクションかつメモリー多めにくれるので、こちら優位で試合が進む。

しかーし、こちらも本日は手が伸びない、ドローのかみ合いが悪い、故に人生初のプラヌメ登場などもあったが、勝負は終盤に、一時ウェヌス+オーディンでほぼ五分になるも、リソースの暴力で押し込む。勝利

ウェヌスいる時にオーディンブレス連打されて死ぬかと思った……。

4回戦 vs ミラージュ

ここにきてこの大会の大本命でヌメウッコの天敵ポジのミラージュ

細かい除去を連打されたら敗け! 相手先攻、育成ベタモンから4トーマ、さてさて初手は……

Pウッコ
16ウッコ
ゲレ
PF
もんざえX

これはーーーー。

 

 

 

エンジェルカット(優しすぎるカットの意)

 

 

 

更にトップでプラヌメ、ゲレドローでもんざえXとPFのハッピーセット、こんなの勝ち以外ありえんですやん。

後手1からPFブチ決めて面処理強要、4が引けてないのかガオ登場から苦しいムーブ、返しのターンで再びのPFから超展開で一切の対話を拒否し圧倒的勝利

くぅぅ……引き強もさることながらやはり俺強い……2回戦での敗北が悔やまれる。

5回戦 vs エンガル

なんとか3-1で5回戦へ。ここにきて大会大本命の”国内決勝組”のつるぎ氏。

国内決勝組とは2023年度のチャンピオンシップ2023 国内決勝 参加者で↓のプレマ持ってる人達のことである、ようするに強い。

 

 

 

デッキはエンガル。

エンガルーーー。

ヌメウッコでの vs エンガル対面の戦績は18勝3敗、事故以外で敗けていない相手、練習もしこたましているので敗けるわけにはいかない。

ちゃんとウッコも引けて引き事故はなしもLv5以上が見当たらず若干遅めの展開、しかし、つるぎ氏もガルムかエンガルが引けていないのか、頭の2~3ターンはデッキを掘ってくれて本身での斬り合いは始まらず。

互いに準備完了後、中央でがっぷり四つの組合が始まった。

俺はセオリー通りエンガルをよけるための多面展開を徹底し、エンガルに常に+1手を要求し続ける。

 

 

 

恐らく最も綺麗にプレイできた試合だっただろう、俺のすべてを投じやっと勝つことができた、というのも相手セキュリティーがハチャメチャな強さだった

 

 

 

ハンスパ
紅焔
ジャッジメント
ハンスパ

バ……バ……馬鹿かよ。

シンシンサウザーシンサウザー、パチスロ北斗無双か?

 

 

 

ホントによく勝てた、あまりのカロリーにどうやったか覚えてねえ、とりあえず終始ボードアドバンテージをとってセキュリティ裏目の被弾を避けつつチクチク削った、俺、天才。

これで4-1、2回戦で俺を下した蓮さんが全勝している知らせもはいる、案外このまま全勝したら決勝トーナメントいけるんじゃない?

運命の6回戦へ

銀河にねがいをーーー。

6回戦 vs 道楽

この大会には誰一人として楽な相手はいない、冒頭で語った通り全員が厳しい予選を抜けてきた強敵。

が。俺は自分を安く見積もっていない。

デジカプレイヤーの実力をS+、S、S-、A+、A、A-、B、C、D、Fで表すTier表があれば、自分はA+~S-くらいだろう。

環境で最強のデッキをひたすら練習し練度を上げ、持ち前の強運で出力を上げ敵をぶちのめすのが俺のスタイルだ。

が、この道楽というプレイヤーは、現環境・現在の実力をこのTierで測るなら間違いなく【S】

これまでの vs 道楽戦績は6戦4勝2敗と勝ち越しているが、これまでとは違う武器「銀河」という矛が彼の手に握られていた。

この矛で今日までに一体いくつのヌメウッコを貫いてきたのだろうか? 無論無策なはずがない、この舞台で強靭なヌメウッコを下すための「必殺」を必ず持っている。

 

 

 

唯一無二の最強銀河

ギャラクシー・ロード・ファンシー

チンポ師

 

 

 

数々の異名を持つ兵(つわもの)との相撲が始まった。

このような相手とやる時に大事なのは「揺らがないこと」「相手を過大評価しないこと」、所詮カードゲーム、球技や格闘技とは違う、規格外の相手から予測を遥かに超える一撃が放たれることはない。

やれることを最高のタイミングで最大の威力で放つ、そのためにミスをしない、選択を間違えないことが重要。

 

 

 

道楽氏の先攻で育成コロナ、サヨコウ登場、正直わからないが多分これは強い動き。

後手、16ウッコ、ゲレ+PF(だったっけ?)、でなんか登場させてエンド、グッドスタートだが相手はテイマーとコロナで4スタート、フレアモンを絡めながらミラージュに駆け上られると盤面が崩壊し、更には育成のウッコで首を絞める最悪も秘めている。

つまりは開始2ターン目にしてクライマックス、強敵とのバトルはこれがある、このヒリツキがたまらねえ、35になってもカードゲームを辞めれない理由はここにある。

先2、流石に想定した最悪の展開はなしも、ファンクン・ルナ・ルナ・場にはスクランブルの及第展開

 

 

 

一見……脆く見える盤面……だが?(細かいことは忘れたので、道楽ニキのレポを参照にする)もんざえXでは微妙に-が足りず、また面はとり切れず、デクスならメモリーを渡しすぎる危険な盤面だ。

こりゃヒリつくだろ~~~

 

 

 

でも、俺の手札にはこいつがあーーーる!

「必殺」は俺にもあるんだぜ! 意識の外からの大技ラピXで盤面一掃

 

 

 

 

 

 

勝った!!!!!!! 勝っただろこれ! 勝ったよこれ!!!

 

 

 

俺の頭は勝った一色、「流石にここから捲れるほど銀河は凄くないだろ~wここからやれるデッキならみんな使ってるわなwww」

勝利を確信した俺の頭からは試合前に散々意識した道楽氏のデッキレシピが消え、警戒札の概念が飛んで行った。

 

 

 

詰めの一手を考える……ルインで5返しか、育成で二の矢を作るか……。「流石にここからは何もできまい……」とルインから手を離す、育成も脳死でウッコ進化。

次のターン一気に詰めてそのまま勝ちだ、と横にコゼニモンを置いて終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の瞬間、地面とKISSしていたのは俺だった

な……なんで俺がダウンしてんだ?

何をされた!?

 

 

 

 

 

 

そう、秘剣「夜霞」である。

※夜霞の詳細は漫画「空手小公子 小日向海流」の【第190話】秘剣・夜霞の正体を読んでね💛

 

 

 

斬ったと確信した心の隙ごと突く必殺奥義が炸裂した、銀河というデッキはサヨコウとルナモンさえあれば何でもできるデッキだったのだ。

スクランブルから登場したルナモンは激しい動きでファイラを挟みながらミラージュガオガモンまで駆け上がり俺の盤面を制圧

強力なメモリー操作効果を持つラピXも単体では分が悪い、完全な読み違い。

まずい!!

が、まだ敗北と言うまでは悪くない、俺には二の矢がある……!

 

 

 

次ターン、攻めあぐねる俺を傍目に氏はミラージュの横にヘクセブラウモンを展開、どんどん盤面が道楽色に、銀河色に染まっていく。

はじめっからずっとクライマックス、超楽しい。

2体の究極体を一掃する二の矢を放つ、エテモン登場で6返し、ミラージュを強制アタックさせてブラックセラフィモン、再び盤面を空に、更に+ラピXでメモリー+2して4に、これはきついだろ。

 

 

 

流石に……流石に諦めてくれ、もうここまでされたら……

誰だってどうしようもないだろう、誰でも諦めるだろう、無理だと嘆いてくれ、仕方ないと妥協してくれ、相手が悪かった、強かったと讃えてくれ。次ターンで必殺のルインに屈して天を仰いでくれ……!

 

 

 

しかし、この漢の銀河、天井知らずーーー。メモリー4から怒涛の展開、勝負を決めるヘクセブラウモンが繰り出された!!!!

 

 

 

 

 

 

 

その後数ターンの攻防が続くが勝負はコゼニモンを登場させた時、既に決していた。

あそこでラピXからルインに進化するべきだった。徹底してLv3を手札にとどめさせておくべきだった。

 

 

 

そして次ターンは場に維持したウッコでアドバンテージを確立しつつ、育成でもんざえモンを育ててカイザーをケアしながら、必殺のもんざえXの構えを見せるべきだったーーー。

 

 

 

終わったことにたらればいうのもまたカードゲーム、そして人生だろう、そう、カードゲームは人生なんだよ!!! あそこでああしていれば、こうしていれば、こうだったなら……。

楽しかった。最高に楽しい、カードゲームでしか味わえない楽しさがギュッと詰まった25分だった、これで良かったわけではないが、これでも良い、このための苦労だったと思えばここまでの数か月も納得できるんじゃないか?

 

 

 

手札に残されたもんざえXの進化ラインがそう俺に語りかけた。勝者、道楽。

 

 

 

魂の秤金次を託し勝負の舞台から降りるのであった。

7回戦 vs ヌメウッコ

2敗した俺にできる唯一のこと、勝者を応援すること。

つまり勝利し、オポの底上げをすることだろう。

 

 

 

4勝2敗卓、メガログラウモンを獲得できるかどうかのバチバチゾーン、最後の敵はヌメウッコ、最後の最後に大仕事。

カードゲームで最も難しいことは、Tier1どうしの争いを制することだろう。同じ道具を使っているのだから出せる出力に差はない、後はどれだけ理解しているか、そして運があるかだ。

俺のデッキは同型、ヘクセ、エンガルをぶちのめすためにチューンされていた。

エテモンはミラーの中盤の殴り合いを一枚で返すため、ラピXは育成で育てたもんざえから全面処理してボードアドをとるため、ヌメウッコのシミュレーションは完璧だった。完璧なら……完璧に勝つさ。

この試合は用意してきたすべてを炸裂させ、全ての反撃をいなし、相手のリソースを途切れさせた。勝利。

最後に

皆さま、GAOに参加された皆様も、予選でくたばった皆様もお疲れ様でした。そして道楽さん、蓮さんをはじめ好成績を残せた皆様おめでとうございます。今年度の世界一を決める戦いはまだ終わりません、2025年に開催される世界大会の決勝の舞台に最後まで立っていた人が本当の勝者です。俺達の戦いはこれからだ! それではCycle2の予選会場や私の開催するでじのげん杯の会場、そして普段のテイマーバトル会場でお会いしましょう。

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