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デジモンカードエクストリーム大会レポート(185)「退かぬ、媚びぬ、省みぬ」

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デジモンカードエクストリーム大会レポート(185)「退かぬ、媚びぬ、省みぬ」

環境10.5弾
開催日2022/07/31
区分CS
地域東京:高田馬場
会場トーナメントセンターバトロコ高田馬場
参加人数126
使用デッキ黄ハイ
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「デジモンカードエクストリーム大会レポート(153)~(184)」だが、シンプルに大会参加ペースに執筆スピードが追い付かないので、一旦ブッッッッッ飛ばし、いきなり185回を綴りたい。こうでもしないと一生レポートを更新しなさそうなので苦肉の策、許せサスケ。

今回は「第20回ぐぅデジ杯(@guustudio_degi)」のレポートをお届けする。

ぐぅデジも早いもので20回……。2年前、西新井だか、竹ノ塚だかの会議室で初めてぐぅに出会った日がもぅ懐かしい。

ぐぅデジ杯には序盤も私は司会として運営に絡んでいたが、いつの間にかに100%お客様の立場でぐうデジには関わっている。

ぐぅデジ杯は私が運営に絡むと100%の確率で会場からぐうにクレームが届く仕組みになっている

一言で言えば”お荷物”的存在、この経験から学んだことは「司会に声量は不要」と言うことだ、現代には「マイク」という文明の利器があるのだから、皆に届けたい言葉があるときは……マイクを使えばいい、そういうことだ。

正直なところレポートを書かな過ぎて、書き方を忘れてしまったのは言うまでもなく書き出しの句もぐずぐずになっている感は否めない。

もっと書きたい気持ちは山々だが、5月のチャレカ優勝を最後にぱっとした実績を残していなかったので仕方がない。

とにもかくにも今回のぐぅデジだ。チームメンバーは「きなこ」と「こーでぃ」

「きなこ」と「こーでぃ」と「でじのげん」

ロックス海賊団もビックリ、考えられる限りで”最悪”のメンバーだろう

3人のアンチ数を合計したらデジカユーザの総数を越えるのではないだろうか、アンチ三大天と言える。

これまでは空気を察し、また私個人も「きなこを討伐したい」と行う心意気から、意図的にチーム結成は避けられてきたが、そんなことはどうでもよくなったのと、そもそものそもそも、俺は格好だけの正義に反吐が出る性質なので「ニンゲンクッテニンゲンノチカラテニイレル」という邪推な気持ちバリバリで結成されたデジカ界のロックス海賊団「麗(うるは)」だ。

余談だが「麗」というのは漫画烈火の炎に登場する組織名だ。烈火の炎はおすすめだ。

船長のこーでぃは「2位の呪縛」にかかっており、夏乃杯も含めると3連続でチーム戦2位という不名誉を背負っていた、「今回こそは必ず優勝させる……!」そんな思いを胸に秘め大会は始まった。

ちなみに今回の構築はこちら

ヒュドラモンの超パワーを警戒し蓋の役割で「紅焔」を採用、環境開始1発目の大会で読み切れなかったのでクロハ対面を意識しスサノオを不採用としデクスモンを3枚に、アルファ・ウォグレ以外の対面でサンライズとの組み合わせでダメ押しの一発としてゲームのフィニッシャーとして機能する巫女モードを採用した型。

1回戦 VS ヒュドラ

ドラゴンズロアで登場し、いきなりTier上位に食い込んだ新星「ヒュドラモン」通称「マジ〇〇〇モン」といきなりバッティング。

イラスト公開時には多方面から「心配」と声が上がったが、今ではイラストよりもその強さに熱い視線が注がれ規制を免れているマジキチモンだ。

先方中堅大将を決定し着席。

こーでぃ「でじのげん、今日はボーダーじゃないから強い日だな…」

こいつは俺の強さのバロメーターが服装にあると思い込んでいるようだ、それと案外そういう謎ルールとかルーティンみたいなものを気にする人なんだな、人間らしいなと思った覚えがある。

話をヒュドラモンに戻そう。メインギミックに「バウンス」を内蔵している、故に、アルファモンは育成での進化を強いられることになり、基盤でアルファモンに強い。

ジュレイモン採用でクロスハートにも睨みが効く。

小気味よく横展開しながらアグロ・ブルムロードで爆発できるため、黄ハイもセキュリティが温ければ跡形もなく吹き飛ばす超狂暴なデッキ。

初回からヘヴィーな相手……いざ尋常に勝負。

プロキシ調整の段階でそのパワーをわからされていた

が、時間はかかったが討伐のコツは掴んでいる。よーするにサンライズバスターが通る状態まで我慢すればいい。

具体的にはテイマーを5~6枚並べた状態+手札or盾にサンライズ+デクス+ウェヌスへの進化ラインが整えばまず負けない。

また、現環境の黄ハイは全時代のものと異なり、デッキを掘れるので中盤まで勝負がもつれればそこに至るのは難しくない。

試合開始、テイマーを4~5枚並べられるまでは進化は我慢。

ブルムを絡めたワンキルも、ウェヌスで進化時効果を封じれば始まらないので焦らないで良し。

テイマーを並べたところで、当店の人気No1嬢「ジェットシルフィーモン」が出勤、リカバリーでリーサルの範囲外に避難。

1枚目のブルムアタックで捲れた1枚目のセキュリティがデルソルで超幸運(スーパーラッキー)

ワンピだったらスリーブ角の折れを確認されてしまうレベルのご都合。

俺の中のマリンちゃんが「ごむぅえんねぇ……」と人差し指を合わせ実質ほぼ勝ちの状況、残ったユルユルの盤面にキツキツの巫女&サンライズをお見舞い

こうなっちまったらもうブルムは越えてこれない、御粗末!!!

きなこがドルビック&オメガXに屈するも、こーでぃが勝利しチームも勝利、ロックス海賊団に敗者は不要と一敗したきなこがこーでぃに責められる、明日は我が身と身を引き締め次戦へ、これがデジモンカードだ

this is a digimon card……。

2回戦 VS 四大竜

VS G2氏、2大会連続

直近の大会では連勝している言え、元々かなり苦手意識のある相手。

彼は、ダークナイトにバイフーモン! という具合にメタを読んでピン差しを多用するプレイヤーで、それは俺のリズムを著しく狂わす。

デジタルゲートOPENからデジタマOPENでニャロモン。なんだ!? マスティ? デッキが読めん。早くも俺の歯車が「ギギ……。」と不穏な音を漏らす。

ロップモンに進化したところで「四大竜か……?」と察する。

四大竜……。実は一切の試合経験がない相手、まずい……俺は「初見のデッキにめっぽう弱い」という弱点がある、ピーピングで公開されたゴッドドラモンをテキスト確認させてもらったところで敵にもチームにも初見であることがバレる。

??「まとめサイト運営してるのにゴッドドラモンの効果もわからないんですか~?」という心臓を抉る一言で盤外戦を強いられる、加えて

こーでぃ「お前……! また初見デッキに敗けるのか……?」

試合終了前に船長から𠮟咤激励の一言、なんて人聞きの悪いことを言う味方だ……。「俺達がチームを組んだのは気まぐれ、決して味方ではない、敗者となればお前とて粛清」そう言われているような気がした。

気を抜けば横からも刃が飛んでくる一切の油断が許されない状況

初見のデッキ

1点目のセキュリティチェックでメギドラモンが捲れたことでゴッドドラアタックの条件が早々に整い、痛烈なゴッドドラアタックも通り敗色濃厚の盤面

集中力と負けん気が極限まで高まる。

試練登場のホリドラ+ゴッド+ゴッドの盤面を押し付けられたが、引き込んだ巫女を絡め押し返し、反撃開始。

ゴッドがあれば負けの盤面もあったが、そもそも3枚採用だったようで回避。

終盤にハイブリリソースをばっちり引き込み、殴りぬけて勝ち!

アッチアチち熱くなってる横できなこーでぃが早々に勝利を決めチーム勝ち……。

3回戦 VS 黒インペ

VS MASA氏

実は黒インペも一切戦ったことがないんだけど、大分注目されていたので頭の中で何度もシュミレーション済み。

最大展開通っても2点、太一が絡んでも3点なので受けは余裕があるし、最大展開の起こりは読みやすく、そこにウェヌスを当てればどうしようもなくなることは明白。

積極的に前に出てくる様子がなかったのでリーサル圏内は想定より遠いと、気持ち懐深めに構える

4Cテイマーを置けずメモリー工面に苦労している中で前に置かれるデジモンをサンライズで都度消しながらタケシロウを設置で迎撃態勢準備完了

ここまできたらインペが着地しても手打ちのデルソルで安全除去できるから安心。

ジェットが引けなかったが、ギル・ボコ・Lv.4でちくちく。

負けじと飛んできたインペに返しのターンでデルソルをあててグッドゲーム! 勝ち

またもきなこーでぃが早々に勝利を決めチームも勝ち。この人たちホンマに強い……。

4回戦 VS ヒュドラモン

VS UHA氏

UHA氏も相性が悪めの相手、青軸で連打系のデッキを使うイメージだったけどヒュドラ。楽に勝てたことはないし、なんだかんだ敗けたイメージがある。ヒュドラは一度しばいているが、別物と思い挑む。

泉はおけるが4Cは引けず、除去は引けるがジェットは引けない苦しい展開。タケシロウを置けていたのと、サンライズ、デルソルを引けていたので1回波を受けたら返せるかな~? くらいに考えていたところで第一波。

ブルム2連受けて盾0から捲りか~ジェット引けるかな~なんて考えてたら、秘力初動で爆裂展開。3チェックブルム3連の怒涛の攻めで一気に御陀仏!!!

個人敗け

チームはきなこがかすとを、こーでぃがごるさんをしばいて勝ち。強くてありがとう。

5回戦 VS 一休さん

VS ミラー

一休さんと言えば黄ハイ、昨年末はチャレカ・CSと制しまくり、あの頃の関東黄ハイ最強プレイヤーと言えば満場一致文句なしに一休さんだっただろう。

そして今回の一休の構築がこちら

とは言え最近の彼はアルファに浮気してたし、特に大きな大会を制していたわけでもなかった、加えて、私の黄ハイミラーの戦績がバチクソ良かったので「勝てる前提」で戦いに挑んだ。

が、見積もりは超大甘だった。流石、高学歴・スケベ・トンチ・野郎、出だしは互いにちぐはぐだったが……つええ~~~~!

構築面でリードされていた上に、先出のタケヒカでかなり苦しい展開、ちょろっとメモリーもらったタイミングで過剰ジェットシルフィーモンのプレミ。

続けて連続デクスでメモリーを渡しすぎ、得るべきアドバンテージを得れず、徐々に引き離される。

最後は盾にも見放されて、シューツで小突いたところから太一光がこんにつわ!

即死とは行かずも、いつでも狩られる状況が完成。その後〆のハイブリを引き込まれゲームエンド

個人連敗。チームはきなこーでぃが平常運転で勝利。もうこいつらだけで優勝するだろ。

チーム5-0、個人3-2で決勝トナメへ、1位通過でスーパーシード、次の試合はいきなり準決勝。

決勝トナメ 準決勝

VS すなさん

スーパーシードの特権で対戦相手をじっくり分析できたわけだが、「一番やりたくない……」とチーム全員が口を揃えた最悪の相手が本命と信じていたVmaxを下し現れた。

マッチアップは

俺の黄ハイVSすなのウォグレ

こーでぃがヒュドラミラー

きなこがアルファVSクロハ

俺のマッチアップは誰がどう見ても土台超不利

きなこーでぃがワンミスで勝負がどうなるかわからないハイリスク・バトル

すな……この男とは遊戯王時代からの長い付き合いだが、このような大舞台で顔を合わせるのは初めてのこと。

彼との出会いは5年前、俺がまだ星野源のファンアカウントを運営していた頃にTwitterをフォローされ、その後遊戯の大会シーンで出会い「え!? 星野源のアカウントフォローしてくれてる!?」と言葉を交わした。

それからいくつの思い出を共にしただろうか……。

遊戯の5人チーム戦では「チーム既婚者」を結成し、結婚式の二次会では妻に「あなたよりうるさい人っているのね」と騒音認定されるすなさんで笑い、ガオランディ(プライベートのお友達)の誕生日会では恥部を晒し合った、彼は美容師なので紙をしばくだけではなく髪もしばいてもらう仲である。

一言で言えば俺達はカードゲームの枠に収まらない「リアルガチの友達」である。故に絶対に敗けたくない相手だ。

直近の対戦成績は俺の3連敗、どの対戦でも緻密ウォグレから盾を全抜きされ、進撃オメガからKillされている。

こーでぃを”2位の呪縛”から解き放つために……絶対に敗けられねぇ……。極限の戦いにのみ現れる俺のクライマックスモード”静かなでじのげん”に試合前から没入、一切の雑音を遮断し試合開始。

初手からギル、タケルが出勤して引きはかなり良い

過去の試合を思い返すとメモリーを3渡したところでメタグレ→メタグレX→X抗体→ウォグレで一気にペースを奪われている

メモブ・4C太一のメモリー確保系の類は見えていないので、慎重に1返しを徹底、しかし核シェルターとなるウェヌスが引けない!

すなさん視点になると、黄ハイは落とせない、落とすわけにはいかない相手

当然戦い方は心得ている、ピーピングアグモンで手札を整えながらチクチクと盾を触ってくる。

決着の一発を放てるのはウォグレの他にないので多少のダメージはかすり傷と言い聞かし、とにかく我慢

今大会1の引きを見せてジェットシルフィーモンを早くも3枚引き込み優勢、しかしウェヌスが引けないまま最終局面に突入

こちらの1返しに付き合えんとすなさんが太一を貼ったところで最後の攻防

次のターンでメモリー3確保からの必殺の一撃が放たれる、ウェヌスも泉も引けていない……、ないならないである手札の中で最善を尽くそう。

ジェットから温存していた巫女でリカバリー2、セキュリティを6枚に、これで緻密ウォグレ+進撃オメガ+X抗体+オメックス要求、ウォグレXでは埋められたサンライズを越えられないので要求にそのまま応えられなければ、すなさんの勝ちはない状況、相手の手札に祈る。

超幸運(スーパーラッキー)

オメックスなし! 俺の中のマリンちゃんが「ごぉむぇんねぇ……」と深々と謝罪。

進撃のグレイソードが喉元に突き付けられたところで、俺のターン!!!

ギル、巫女、ハイブリで殴り切って勝ち!

集中してたから気が付かなかったけど横2人が勝ってて決勝へ、ドンだけ強いんだよこいつら、いざ予選最終戦の再現へ……。

決勝 VS 一休さん

ぐぅデジは席固定なので、一休再び。お前と戦いたかったぞサスケェ

この戦い、俺が勝っている点はデクスモンの枚数以外にない

あとは序盤で巫女を通せればテイマー・盾枚数でアドとりながら12000、15000の処理が楽になるくらいだろうか。

デクスモンを一休構築より1枚多く採用しているので、引き込んでがめて、一気に投げつけて打点確保すれば勝機はある!!!

プランは決まったうおおおおおおおおおお!!!!!!!!! スサノオが見える前に終わらせるデジタルゲートおおおおおおぷんんんんんん!!!!!!!!!!!!!!

うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

うああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

最初の盾にデクスが2枚あらああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

めげないしょげない泣いちゃダメ

終盤の攻防を見据えるとは言え……ジェットを大量に引き込めているわけでもないのにここで手首は切れない……(タケルで黄色以外をピックしてセキュリティを減らすことをそういうときがあります)

序盤は一休さんがタケルでギルモンをピックするなどで、盾が2枚まで削れ、ウェヌスが絡めば勝つか!? と希望を抱く場面も一瞬あったが、1枚目のボコモンでジェット・ウェヌス・巫女など強味のパーツが全てボトムにGO!

2ターン目でX4を被弾し、敗色濃厚のこーでぃを「俺が勝つから大丈夫!」と励ますも、ダメかもしれねェ

怯んだところにギルデクスを押し付けられる、この男……メチャクチャうまい、返されるにしても返しで優位をとれる動きを徹底してくる、ぎこちない動きをせざるを得ず、ギルモンを手札のサンライズを犠牲に処す、盾の中身がデクスデクスサンライズサンライズなので、デクスの処理は盾任せ

ジェットを3枚使う、あとの1枚はボコモンでデッキ下、エンジェウーモン不採用なのでデッキを掘らねばウェヌスにすら展開できず、スサノオがないのでデッキを掘ったところで決める算段がなければ動けない

手札で紅焔が不敵に微笑んでる、結局お前……1回も使ってないな……。

ダブルテイマーを横展開し、終盤の連パンに望みを託すも戦況は傾き、既に受け身の状態に。

ラストターン、一休のフェアリ進化からのドローで周りが湧いたところで敗北を察し、横のこーでぃに「ごむえんねぇ……。」と一言

ごむえんねぇ……。

ごむえんねぇ……。

きなこ勝ち

こーでぃ敗け

俺敗け

チーム敗北、ぐうデジ杯第20回、2位にて終了。

結果

久々のCS決勝も2位終わり、チーム自体は決勝まで6-0と好調も、自身の有効勝利は初戦のみであり、大会中に一休に2度も敗北し、妻には蓮舫スタンスを𠮟咤される、なんとも情けない結果に終わってしまった。

この借りは……来週の青山杯で必ず……! 次回のレポートに乞うご期待。

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