2021年7月17日ーーー
デジモンカードゲーム初の大規模公認大会「DC-1 グランプリ」がTCGショップ「ドラゴンスター」様協賛の元全国5か所で開催。
公式×ドラゴンスター!「DC-1グランプリ」イベント開催
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この大会を制し、350名超の頂点に立った「KAI(@kai5103dcg)」選手と使用した「ベルスターモンコントロール」デッキをインタビュー形式でご紹介したい!(ちょっと遅くなっちゃったけど……。)
宣伝ですが、KAI氏がもなか氏(@monaka_game)との対戦動画をアップしたりしているYoutubeチャンネル「もなかの遊んでる最中」は←←←こちら↓↓↓
今回はもなかさんのチャンネルでも動画がアップされています
もくじ
デッキレシピ
大会後にクラシックコレクションが発売してまして……。若干環境が変化しているんですが……。
10以上の連戦を制した最強デッキを紹介します!! 心配するな! デッキは刹那でも考えは一生参考にできるから!
ベルスターコントロールはアグロ型、DEFEAT型、ズワルト型などなどなど型が多く、どの型も大会で結果を残している、なので「どれを使うか……」も難しい、今回KAI氏が使ったのは「ガンドラモン」への順当進化を組み込んだ「ズワルト型」
Lv.2
Lv.3
Lv.4
Lv.5
Lv.6
Lv.7
オプション
ベルスターコントロールの理由
ーーーダブルダイヤモンド環境(6弾環境)はどのデッキもパワーが高くて「勝てる」力を持ってる認識ですけど、何故ベルコンを使おうと?
6弾環境はどのデッキにも一定の勝ち筋と相性差があります。その結果あらゆるデッキが選択されるので、正確な環境読みは正直「不可能」と思いました。
”どのデッキにも一定の勝ち筋がある”のであれば、自分が1番使い込んだデッキが最も勝率が高いと考えベルスターモンコントロール(以降ベルコン)を選びました。
非アグロ型のベルスターコントロールの攻めのスピードは、コントロール以外の全ての山に劣ります。しかし相手が出遅れれば後手から追い越せますし、オプションは強力な除去持ちで反撃に期待できます。
諸々加味して、他のデッキと比べ相性差が出にくいと考えたのもあります。
ガンドラモンを採用したズワルト型の理由
ーーー前述したがアグロ、ズワルト、DEFEAT、ガンドラ採用などいくつか型があるデッキですが、今回の型にしたのはなんででしょ?
僕が考えるガンドラモン強みは下記です。
- 特徴「三銃士」
- 登場コスト11のブロッカー
- 進化時効果がベルスターモンと相性◎
特に3は、インプモンの特攻セキュリティアタックでテイマーが捲れて負け! のような残念な負け筋を踏みませんし、リボルモンの登場時効果で該当カードを捲ったのにベルスターモンのコスト軽減に貢献しない……。という残念な事態を避けれます。
オメガモンズワルトと合わせると”最も勝ちに近づける”カードだと考えました。事実ガンドラモンの進化時効果を発揮したゲームの勝率は(体感)8割を超えています。
ーーー羽生先生の「震え」みたい、「KAIのガンドラ」は勝確演出みたいなもんじゃないですか
枚数は人によってわかれますが自分は2だと少ない派、オメガモンズワルトに接続する究極体の枚数はデッキ全体で十分確保していると判断して、3枚としました。
正直他に入れたいカードは沢山あるので2に減らそうとしたり、勝ち筋を通しやすくするために4に増やそうとしたりだいぶ悩みましたし、正解は未だにわかりません。
また、今の環境は登場させたレベル6が通りやすくなっているので、積極的に登場させる選択肢が残るのも強みを感じました。
自信のほどはいかがだったでしょう?
ーーーざっくり質問ですけど「自信」ありました? 流石に優勝するとは思ってなかった~とか、本戦に入ってからはもう優勝する予感があったとか
自分では全く自信はありませんでした(笑)
ーーーまたまた~(笑)
大型大会は対戦回数が多いので、ベルスターの負け筋を踏むことも、相手が上振れる事も多いと考えていました。
余談ですが、ぐぅデジ杯前からベルスターの調整相談を乗ってくれていた方々は「ベルスターはtier1」と言っていたんですよ、それもあって「たしかに強めに仕上がったな~」と思ってはいましたけど、最大手のジエスや絆(勇気の絆・友情の絆デッキ)が怖かったので「そんなことあるかなぁ」と思っていました。
今大会の勝因は
ーーー今回の勝利の理由、勝因はなんでした? 相手が事故で~とか、他が使わなんようなカードが活躍した~とかありました?
単純にあの日は「持っていた」んだなぁと感じました。対面の方のデッキが不調な試合は多々ありました。
ただ、それ以外のゲームでもかなり要求値の高い盤面を押し付けることが出来たのはよかったのと、試験的に採用し、そのまま持ち込んだギガドラモン、前日に枚数を3から4に増やしたオメガモンズワルトは大活躍しました。
オプションの枚数配分のこだわり
トランプ・ソード何枚にする?
ーーー各オプションカードの採用枚数ってベルスターの悩みどころじゃないですか、「絆が怖いからトランプ4枚!」とか、僕はそもそもベルスターを使ってなくてあんまり考えてなかったのでどうやってきめたのかなって、3枚なのは不発のリスクも考慮して? だとしたら「ハッピー入れてトランプ少なくしても……」みたいな考えもあるじゃないですか、とにかくわからないw ここら辺何を考えていたのか教えて欲しいです!
トランプソードは2枚の構築も多いですし、ハッピーバレットシャワリングの方が効果的なシーンがあるんですが、ジエスと青絆に有利な盾を押し付けることを優先し3枚にしました。
調整段階ではフライバレットも3でしたが、ジエスモンに少しでも強く出たく4に増やしました。
また、最近増えたセキュリティデジモンを主軸としたコントロール相手に対して、トランプソードを握っているのであればある程度強気に盾を触りに行けるというのもあります。
ゲヴァルトシュベルマーって難しいよね
ーーーゲヴァルトシュベルマーってどうです? コストとして最強、だがしかし盾から捲れると悲しい奴、だがだがしかし1枚でアグロ壊滅させられるマン。強い場面と弱い場面が混在している難しいカードじゃないですか、枚数とか悩むんすよ
同じく難しいカードと思っています。対アグロカードではありますが、1枚だとコントロール対面慣れしているアグロには勝てないので、2枚目かベルスターを引き込む必要があります。
今回はLv.3-4で戦うプランを強くしたジエスモンや、絆を温存して成熟期ビートしてくる勇気の絆に刺さると思い3にしました
ですが、ブロッカーなどの他のカードで遅延できるなら2でもいいような気はします。盾から捲れた時の弱さが計り知れないのが辛いです。
ベルスターで使うことだけを考えるのであれば、いっそセキュリティ効果を空欄にしてほしかった……そうでないデッキだと強いのですが……。
増やしたいし減らしたいネイルボーン
ーーーネイルボーンの採用枚数が2枚なのは? デッキの性質上何かしらの形で1枚は触れるし、ズワルトで似たようなことするから、まあ枚数は最低限でいいやみたいな?
ぐぅデジ杯までは積極的にネイルボーンを手打ちして盤面を作りながらベルスターの軽減を増やしたり、アグロ気味に叩いて盾からの裏目でリーサルを作れるよう4にしていました
ですが、アグロプランは盾テイマーが避けにくいこと、絆とジエスに対して強い盾を意識した時に優先度が下がると感じ減らしました。
当初はリーサルの時に撃てればいいから大丈夫だろくらいに考えていましたが、結果手打ちの枚数が減ってコントロール相手に強く出にくくなったので、3は入れた方がいいような気はします。
そもそも除去を打つ相手がない時の最強札なんですよね、成長期を抑えているからこそ3枚目がいるカードかもしれません。
ハッピーどこいったシャワリング
ーーーハッピーが……! 採用されていない……! 何故…! 天才の考える事わかんねーよ!!
ハッピーバレットシャワリングは単騎なら大型デジモンも除去できて、存在するだけでケアを押し付けられる、捲れたらトランプソードやフライバレットと違い確定で取れるなどの利点が多々あります
しかし手打ち出来る場面が少ないのと、ガンドラモンで捲れてもあんまり強くないことがあるのと、ジエスに有効ではない……。ということで思い切って抜きました。
レシピ公開までは対面はこちらのデッキに入ってるかどうかわかりませんし、そういうブラフ効果も多少は期待しました。
ただ、全抜きしたことで対応できる盤面が減ってしまったのは失敗でした。
Lv.7の選択難しすぎる問題
ーーーLv7の択が激ムズなデッキじゃないですか、ミレニアモンもDEFEATも強い、勿論ズワルトも強いけどズワルトをチョイスした理由を言語化してほしいなって
ベルスターモンから進化できるLv.7はどれも強力な上、それぞれ明確に仕事が違うので難しいところだと思いますがイラストレーターが好きでとりあえず最初にズワルトを試してみたら、これかがベルスターとの相性が最高だったので使い続けたという理由です。
ベルスターはゲームが進むほど強力になるベルスターをいかに使うかが重要だと考えました。その上で、ズワルトは進化時にトラッシュを増やす、横にデジモンを増やす、増やしたインプから落ちてるベルスターを拾う、アタック時にベルスターを回収できるという全ての仕事をこれ1枚で熟すパワーカードだと思います。
また、デジカ最高打点の15000で、そもそも現環境に15000打点と横から増えた2面を処理出来る場合が少ないなど、ベルスターモンでの採用ということを考慮せずとも強力なカードです。
自分のベルスターはいかに早くズワルトを着地して盤面及びベルスターの軽減を強くして有利を取るかを考えて今の形になりました。4枚採用は勝ち筋確保と不利な絆対面での盾の期待値を上げるためです。
また、クレニアムモンに明確に不利なので、ミレニアモンを採用する選択肢は最後まで残りましたが、そもそも数が少ないであろうということ、絆相手に仕事をしないこと、ズワルトは明確に勝ちに近づけるカードであることを考慮して不採用としました。
DEFEATは、盾から捲れてもリーサルを防げないこと、進化させるまでのコストで絆デッキがテイマーを探す+複数貼れることで不採用としました。
ただ、大阪1位のキラさんのレシピでは、攻めを継続することでサーチや連貼りの隙間を潰しつつ、隙を与えないことで自分の盾から発生する裏目をケアしにくく出来るので、もし自分もDEFEATを採用する型にするであれば、ああいうリストにしようと思います。
不敵なベルゼブモンは……何……?
ーーーベルゼブモンは……? 何をさせたいの……? コスト余ってるときに、役立たずのインプモン(BT6)を11000アタッカ&ブロッカー除去要員&ズワルト進化元にするのは当然として、仮想敵などいらっしゃる?
6弾環境はLv.5以上がバトルエリアにいる状態でターンを渡されることが以前より少なくなっています。ジエスモンはジエスに進化したターンでゲームを決めて来ますし、絆はターン終了時に消滅します。
そう考えた時に、今までは除去能力がやや力不足であったベルゼブモンが、今だとバトルエリアに置かれて困るオクタモン、デルタモン、ハヌモンを初めとする盤面に残るLv.4以下に触れる択として強力でした。
絆なら育成でなく場に残ったアグモンガブモンから進化をすることも視野に入れたプレイングをされますが、その時にオプションなど重いコストを支払わずに除去+究極体立てで返すことで相手に圧をかけることもできます。
似た役割でオーガモンも採用してますが、ベルゼブモンはズワルトで進化元から回収したり……。まとめると次のメリットがあります。
- オーガモンの登場より軽く進化できる
- ズワルトに素早く接続できる
- ズワルト効果 → ベルスター回収のために釣り上げたインプモンから、さらにベルゼブモン展開ができる
採用枚数は1枚のみですが重宝しています。
前のターンにインプでベルスター回収 → 回収したベルスター使用後に、このターンにズワルトを使うとコストを渡しすぎてしまう……。という時、横にベルゼブモンを出すことも多いです。
あとイラストレーター(森下直親氏)を推しています。これとズワルトのおかげでデッキ名は「森下スペシャル」になりました。
ギガドラモンを採用したかぁ~!
ーーーギガドラモン……! 唸りポイントの1つでした、DP14000ブロッカー作って絆ケア? メカノリモンからしか進化できないから基本は登場させる想定? ズワルトからの蘇生もそらするでしょうけどそっちはそこそこ準備が面倒だなといろいろ考えされられました。どう使ったのか文章化させてほしいです
最速ズワルトを目指す上で完全体登場はよくやります。
リボルモン・リベリモンも同じように登場させる事が多いのですが、ガンドラモンやクレニアムモンの進化元として考えた時、リベリモンやリボルモンから進化すると都合11コスト(7+4.5+6)であるのに対し、6+4の10コストで登場よりコストを軽く出る上、進化元効果で防御力が上がるという絶大なアドバンテージがありました。
ギガドラモンからクレニアムモンに進化させるとDP14000になり、環境に一定数いるエンシェントガルルモンを一方でとれ、絆を相打ちで取れる「非常に強固な壁」です。
さらにズワルトに進化することで相手ターン中はDP17000となり、手打ちのブレスオブワイバーンへの耐性を得られます。
また、ズワルト進化時効果で登場させるデジモンの択として、登場させてもうまみのないリベリモンより優秀です。メカノリモンを進化させてアタックできないデメリットを消して殴りに行ける利点もあります。
枚数調整の難しいカード
オーガモン
ーーーベルコンって、昔の青オメガみたいに「主要カード4枚ずつ採用して強い!」ってデッキじゃないから、どのカードも枚数調整が難しいじゃないですか、まずオーガモンについてききたいんですけど、このカードには何を期待していますか? 墓地肥やし要員? 枚数少なめに感じるけどこだわりは?
仮想敵は「オプションで除去したいけど、高コストを渡したくないレベル4全般」です。
ブロッカーは自分への影響が少ない事が多いので放置が多いですが、6弾から現れた5.2.7000デジモン(オクタモン、デルタモン)、ハヌモン、ガルムモンに対して使います。
生き残ればアタッカーやリベリモンの進化元にできる優秀なカードと考えています。
登場させる行為が非常に強力で手札からでもズワルトからでも活躍しますが、このデッキでは育成の紫から進化を繋げるタイミングも多く、育成進化から前に出るのであればイビルモンの方が優秀だと思い、枚数は抑え気味の1枚になりました。
余談ですが、ギガドラモンに枠を譲り抜けたリボルモンがあると、ズワルト → リボル+オーガでベルスターを探しつつ余分に加わったオプションを捨てる事が出来て強いです。
ギンカクモンプロモート
ーーーお次は「ギンカクモンプロモート」超強力リーサルマンの認識なので2枚欲しくないのか!? と思ったんですけど1枚なんですね、初手・序盤に引くのがうざいから?
プロモートは低コストベルスター(トラッシュに三銃士と7OPがモリモリで0~2コストで登場させられる状態)からのリーサルプランがある強力なカードですが、「使う時に落ちてればいい」の感覚なので1枚です。
複数枚欲しいと思ったことはありますが、オーガモンやプロモートよりもブロッカーのイビルモンを優先しました。
イビルモン
ーーーブロッカーの枚数って難しいよね、俺も「なんとなく3枚で良い派」だけど理由を言語化できていない状況でして……。シンプルに防戦一方じゃ敗ける環境だからブロッカー厚くしてたら敗けちゃいそうで、最低限にして攻め要素いれようぜってノリなのかな~? と思ってるんですがどうでしょう
5.2.6000(登場コスト5.進化コスト2.DP6000の略)はブロッカーとして優秀です。また、ネイルボーンやズワルトで再利用するまでに1枚ゲームに絡めておきたい
加えて育成で進化させる際にプロモートやオーガより強いことを踏まえて3枚にしました。
入れたいカードが沢山ある中で、防御札を厚くとろうとして3にしています。時間を稼げればパワーを蓄えたベルスターモンで捲れるので。
リベリモン
ーーー対ジエス兵器&コントロールデッキのDEFEATぶっ殺す要員&ガンドラへのつなぎ要員認識であってます? 3枚なのはジエス対面で絶対1枚引きたいから?
ジエスモンに対する強力なメタカードであると同時に、このデッキの全ての究極体に接続できる完全体デジモンです。
コストがあれば道連れブロッカーを付けたベルスターモンやベルゼブモンも作れます。
ジエスモンを強く意識するなら4枚入れたいと思いましたが、ズワルトでトラッシュから登場させる際にリベリモンよりギガドラモンの方が強力であること、登場コストがギガドラモンより重いことから3枚にしました。
インプモン
ーーーみんな4枚採用しているじゃないですか、ミラーを考えると4枚必須なのかなって思ってたんですけど、俺が勝てないのってここがなんで4枚必要なのかを理解できてないからだと思ってるんですけど、インプモンはなんで4枚必要なんですかね、全一の人の意見を文章にしたいです
インプモンはベルスターの回数を増やすカードのほか、このレシピで恐らく最も目を引くであろうベルゼブモンを回収する仕事があるので4枚にしています。
手札にベルスターが必要な数あって、せっかく手札を捨てる能力で軽減が増えるのにガンドラモンを拾わなければならないから出す意味が無い! みたいな盤面に1度は遭遇したことがあるかと思いますが、そこでベルゼブモンを拾うと軽減を増やしつつ強力なワープ進化先を加えることが出来ます。
もしかしたら、枚数比的には3でもいいのかもしれませんが、自分で少し試した際には手札と捨札の両方に枚数が足りなくて、登場もズワルトで釣ることも出来ないことがあり、以降4で固定しています。
サウンドバーモン
ーーーこいつ……! サウンドバードモンってめちゃくちゃ盾で弱い……というか元々パワーラインが低いデッキなのにさらに弱くするじゃないですか、加えてかみ合わないとただのバカ。でもKAIさんは4枚採用、厚くしてるのはバックがデカいと見込んでいるからだと思うんですけど、どうなんでしょう?
サウンドバードモンは勝ち筋を通しやすくしつつ、盾での明確な負け筋になるカードです。
インプモンと合わせてDPが最低値なので、たとえ2000のアタックだったとしてもこれらとゲヴァルトを踏まれてしまうと生き残られてしまいます。
ただ、ベルスターモンデッキでは実質2メモリー加速というシナジーと、ズワルトに可能な限り早く到達するための完全体の登場や究極体進化の際にメモリーを調整して返すことができるので、4枚投入しました。
クレニアムモンとメカノリモンは必要!?
ーーー難しい~~~! 俺には超難解!!! 2枚そろえば赤絆封殺はわかります、けど、赤絆より怖いデッキはごまんといるじゃないですか。しかもメカノリは青絆相手だと空気になる。難しすぎる……! この2枚はなんで必要で、なんでこの枚数なのか……? 僕にはテキストに書いてあること+引ければいいから以外言えないっす! 全意見をKAIさんに委ねたい
2枚揃えばシナジーがあるとはいえ、そもそも単体でそれぞれ強いので、そこのシナジーを強く意識して採用しているわけではありません。
ベルスターではアグロ相手にゲヴァルトを引き込む必要がありますし、絆デッキの成熟期以下でのビートプランを止められなければ盾からネイルボーン経由でイビルモンを出すようなことをしなければ死にますそこに対し抑えが効くカードが必要でした。
メカノリモンは、登場コストもイビルモンより低く、受けを意識するのであればあるのとないのとで確実に差があります。ズワルトで雑に引っ張るだけで相手のリーサルがかなり伸びるのも強力です。
クレニアムモンは、単体で採用してもミラーや赤相手に強いのですが、ギガドラモンから進化することで強さが数段階跳ね上がります。
14000の打点の強さは前述しましたが、ブレスオブワイバーンやミレニアモンを搭載していない相手にはゲームの流れを大きく変える力があります。
また、このデッキではズワルトを4枚入れているので、最速進化したズワルトから出した横の完全体が次のターンにこれに進化してゲームを決めてしまうことも少なくありませんし、ストレートに縦にクレニアムモンに進化するのも相手の動きを牽制出来て強力です。
デメリット面ですが、メカノリモンは育成から進化できませんし、クレニアムモンは三銃士の軽減にはなりえませんので、それぞれ2枚ずつの採用で抑えています。
ジエスモン相手には仕事をしませんが、そもそもデッキの中のカード50枚が全ての相手に対して一定以上の仕事をすることはないので、そこの仕事はフライバレットとリベリモンに任せて割り切っています。
まとめ:当たり前のことだけどちゃんと考えてないと勝てないんだなぁ
いや~気になること全部聞いていたら長くなってしまいました、流石にベルスターモンでお腹いっぱいですね。
話を聴いているとベルスターモンって超ド級の強さだなと、新規発表の時「これがシクか~(苦笑)」みたいな微妙な空気だしてごめんね。
ベルスターモンって、出だしは若干すっとろいとしても登場コストを永続的に下げる”壊れ”効果を有しているので、トラッシュ除外が生まれない限りは活躍しそうな気がしますね。
インタビューというからには心境や、KAIさんの人間性、バックグラウンドに深く触っていくのが”セオリー”かと思いつつ、僕たちはTCGプレイヤーなのだからカードの話さえすれば、否、カードの話のみが理解を深める唯一のアクションと思いデッキ選択の理由や、主要カードの採用枚数を深掘りさせていただきました。
著者にとってKAIさんは、最初に参加した大会で隣の席にいた人で、そこから大会で顔を合わせるたびに拳を突き合せた……、いうならば「初期メン」であり、ライバル……。
なので「おめでとう」は当然なんですが……!
う……
うう……
うらやましい
く”や”し”い”~~~~!
う”う”~一人ではるか遠くに行きやがって~
そんな風に思っているのは俺だけじゃないはず、しれっと3位入賞しているぐぅさんも勿論憎い。
今後の関東の大会シーンは彼らの首を狩ることが必修課題になることでしょう
ぜっっっってぇまけね~~からな!!!!