4月24日(金)にデジモンカードの構築済みデッキ「ヘブンズイエロー」「コキュートスブルー」「ガイアレッド」が売り出されました。
今回は「青」のスターター(スタートデッキ)「コキュートスブルー」に収録されたカードを紹介・説明します。
もくじ
商品概要
販売開始日 | 2020年4月24日 |
メーカー希望小売価格 | \500(税別) |
種類数 | 全16種 |
レアリティ |
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内容 |
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商品購入リンク |
デジタマカード
コキュートスブルーに収録されたデジタマカードは1種類です。
ツノモン
青では貴重なDPを上昇させる進化元エフェクトを有する。しかし条件が若干キツイ。
このゲームは「進化」するとアドバンテージが稼げる、進化ボーナスでワンドロー、ドローできれば手札を整えられるし、攻め手も増やせる、代価面も優秀、進化時は登場時より少ないのでメモリー消費を最小に抑え盤面を強化可能。
「可能なら進化する」がセオリーで、専用デッキでない限り戦略の中心は進化なので「進化元を持たない相手のデジモン」はこちらが能動的に作らなければならない
しかし「能動的に相手の進化元を除去するカード」はまだ少ない、かつ、破棄条件が攻撃時だったりする。
青デジモンはDPアップエフェクトが少ないので、低いDPで攻撃することになり、常にセキュリティアタック時の消滅リスクを伴うことになる。
そこまでのリスクを背負ってまで進化元を除去する意味があるのかと思う。
また、このエフェクトはセキュリティデジモンとの交戦では発揮されない。
今後カードプールが増加し、容易に進化元を破棄可能になれば評価が見直されると期待している。
デジモンカード
「コキュートスブルー」に収録されたデジモンカードは全10種、1枚ずつ紹介します。
ゴマモン
ガイアレッドのピヨモン、ヘブンズイエローのプロットモンと同スペックの青のLv3デジモン。
- 登場コスト2
- 進化コスト0
- DP3000
と、エフェクト・進化元エフェクトがない代わりに基礎能力が高く使いやすい。
登場代価2のカードはメモリー調整で使いやすい。
例えば、メモリー1でターンが始まる場合に登場させれば、場に攻撃要員を増やせた上で、相手に渡すメモリーは最小に抑えられる。
オプションカードで同じことをすると手札が1枚減るだけだが、デジモンカードはバトルエリアに残り、次ターン以降で進化元にするなり攻撃するなり使える。
ガブモン
進化元エフェクトで「アタック時に相手の進化元を1枚破棄する」を有する。
ツノモンの項目でも話したが、青テーマのカードプールはDPを上昇させるエフェクトが乏しく
攻撃は常に「ブロッカーに阻まれる」「セキュリティデジモンとの交戦で負ける」「レスト状態を狙われる」といったリスクが伴う
なので赤・緑と比べると攻撃時エフェクトが弱い印象。
また進化元を破棄する「=勝利」ではない。
破棄する「=アドバンテージを稼ぐエフェクトの発揮」(ヤマトのメモリー+エフェクトなど)「=相手デジモンの進化元エフェクトをなくし弱体化させる」なので、赤や緑のように攻撃が強いテーマ相手にはまごついてる間に負けてしまう危険性がある。
ベアモン
エフェクト、進化元エフェクトを持たず、DP4000とゴマモンと似ているが登場代価は3
高いDPはジャミング持ちデジモンと相打ち可能、テントモンの進化元エフェクトでレスト状態にされないなどの強みがある、環境次第で活躍しそうなカード。
イッカクモン
ニューエボリューションに収録されるイッカクモン(BT1-034)と比べると登場代価が1低いが、エフェクト・進化元エフェクトを持たないため、Lv4を直接登場させるコンセプトのデッキでない限りは、BT1-034が使われると思う。
登場からたった1ヶ月で不幸な立ち位置に追いやられた可哀そうなカード。
ガルルモン
ガブモンと同じ攻撃時に相手の進化元を1枚破棄する進化元エフェクトを持つ
ガブモン・ガルルモンを素材にしたデジモンは1度の攻撃で進化元を2枚破棄することが可能!
相手を大幅に弱体化…できたら良いが。
やっぱり青はDPが低い、Lv6でもDP12000はプレシオモン1枚のみで、そもそも攻撃することが怖い、進化元がいなくても強力なデジモンは強力なので、攻撃後のレスト状態を狙われてしまい、稼いだアドバンテージもすぐ返されてしまうのではと…。
グリズモン
DPが低い青には本当に貴重でありがたい1枚
他Lv6よりDPが低いメタルガルルモンや、ガブモン・ガルルモンを進化元に含む主戦力を相手の攻撃から守る。
青は唯一ブロッカーを2種類(グリズ、コエ)有するテーマなので、誰かが「ブロッカー」「進化元破棄」「登場」エフェクトを活かした激強デッキを作り出してくれると信じてる。
ワーガルルモン
進化元エフェクトで「セキュリティチェック+」を有する
しかし、だがしかし、もちろんのもちのろんで条件付き、相手の場に進化元を持たないデジモンがいる場合限定、相手にプレイングでケアされてしまえばこちらから盤面に関与しなければ強みを発揮できない。
エフェクトを発揮できなければただのバニラデジモンなので「使いづらい」印象。
ズドモン
進化するだけで相手の進化元を2枚破棄可能、ガブモン、ガルルモンのように攻撃する必要がなく、最も簡単・お手軽に盤面に触れられ相手を弱体化させられる1枚。
ヤマトやワーガルルモンのエフェクト発動条件を整えることができ、DPも7000と他完全体デジモンに引けを取らない。使ってみた青カードで最も強かった1枚。
育成エリアで進化した場合エフェクトは発揮されないので注意。
プレシオモン
青のカードプールでDPが最も高い。使ってみて思ったのは「メタルガルルモンより強いわコイツ」
青はセキュリティデジモンとの交戦時にDPを上げるエフェクトが超希薄なので、赤の八神太一(全デジモンDP+1000)を出張させるのもありかと。
常にDP12000デジモンやレスト状態への攻撃におびえる青には本当にありがたいカードなので4枚用意してよいかと。
メタルガルルモン
本デジモンカードの「ロマン」を背負う1枚
攻撃時に自身をアクティブさせられる、つまり同一ターン中に2回攻撃可能!!!
豪快に攻め込みたいが、エフェクトは次ターンで狙われないために使われることが多いとか、何が豪快やねん!
私の記憶だと旧デジモンカードでも初登場時は攻撃力が低かった印象。カードにスピードはあらへんのや!(デジカaにはあります)
テイマーカード
コキュートスブルーに収録されたテイマーカードは1種類です。
石田ヤマト
平成元年世代のアイドル。
メモリーを+するエフェクトは一見強力、複数枚登場していれば枚数分重複するので、4枚登場していれば条件を満たすだけでメモリーを+4。
【自分のターン開始時】進化元を持たない相手のデジモンがいるとき、メモリーを+1する。
しかし、エフェクトの発揮条件が相手に依存するので、前述の他カード同様に能動的に進化元を破棄させにかかる必要が…。
青デッキとバレた時点である程度プレイングでケアされてしまう、そもそも毎ターン+1するためにメモリーを2使う、2枚出して+2したければ4使う、たらたらやってる間に仕留められてしまう危険が…。
オプションカード
コキュートスブルーに収録されたオプションカードは4種類です。1枚ずつ紹介します。
ハンマースパーク
代価0でメモリーを1増やせる
メモリーは減るが手札は減る…。序盤で使いたいけど、序盤で手数が減るのは苦しい、ジレンマの多いカード。
相手の攻撃時にセキュリティで発動し、メモリーが-1以下になった場合、その交戦終了時点で相手にターンが移行します。
メモリーを増えるのはありがたいけど、手札を1枚減らしてまで得るものだろうか、う~ん。
ソローブルー
なんで青だけがここまで不遇を?
通りても1ターン延命するだけの大したことないカード
進化元があるカードも対象にしてくれや!!!
カイザーネイル
なんか微妙だけど今後大化けしそう。
カイザーネイルで登場したデジモンは「登場時」のエフェクトを発動可能
だから登場した時に半端ないアドバンテージ稼ぐカードがでたらヤバイよ!
登場代価が高く直接バトルエリアに出しづらいカードも代価4で登場させることが可能だしね。
セキュリティで発動すれば相手ターンでもデジモンを増やせ使い勝手がいいが、ブロッカーを進化元にしていないデジモンがいないと相手の攻撃をしのぐことができないので防御には・・・向いてないかなぁ・・・。
コキュートスブレス
ガイアフォース、コキュートスブレス、セブンヘブンズ。
3大除去最弱の一枚。代価7で相手デジモンを盤面から一時的に消すが、手札に戻すだけなのですぐに復帰可能。
コキュートスブレスを手札から発動すれば大量のメモリーが相手に与えられる、そうなれば返しのターンで復活させるのも容易、セキュリティで発動しなければ何の意味もない1枚。
勿論強く使える場面は無数にあるが「みんな違ってみんないい論」はカードゲームに必要ないのではないだろうか?
どのカードは弱い、このカードは強いって使えるカード絞っていかなきゃ意味なくない???