この日が来るのを待ち焦がれていました。
デジモンカードの構築済みデッキ「ガイアレッド」「コキュートスブルー」「ヘブンズイエロー」が4月23日に売り出されされました。
今回は「赤」のスターター(構築済みデッキ)「ガイアレッド」に収録された札を紹介・考察します。
もくじ
商品概要
発売日 | 2020年4月24日 |
メーカー希望小売価格 | \500(税別) |
種類数 | 全16種 |
レアリティ |
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内容 |
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商品購入リンク |
デジタマ
ガイアレッドに収録されたデジタマは1種類
コロモン
レベル6以上まで展開すると、自分の手番限定ででデジモンパワー(DP)を上昇させる以下効果を発動できる。
赤のデジタマはコロモン、ピョコモン、ベビドモンの3種
コロモンは進化元を4枚もってさえすればレスト・ブロッカー・セキュリティと交戦してもデジモンパワー(DP)を上昇させられるので使い勝手がよい。
同じデジモンパワー同士の究極体でバトルが発生した場合でもデジモンパワー負けせずに敵手デジモンを消去できる。
デジモンパワーを上昇する効果は「このデジモンが進化元を4枚以上持つ間」なのでセキュリティデジモンとのバトルでもデジモンパワーが上がった状態を維持でき、セキュリティアタックの安全度を上げれて攻めの質があがりました。
デジモン
ガイアレッドに収録されたデジモンは10種類
ピヨモン
効果・進化元効果を与えられていないが、登場コスト2、デジモンパワー3000で基礎能力が高い。
登場コスト2デジモンはとにかく便利で強い
よくやるのが、先攻でデジタマをレベル3に展開、その後、バトルエリアに登場させてターン終了、次のターンでとりあえずセキュリティアタックして1:1交換の流れ
序盤にセキュリティ枚数を減らしておくと終盤が楽になる、なのでできるだけ先制パンチしたいがじっくり育てたデジモンだと失うのが怖くて手がだしづらい、そんな時にサッと仕事をしてくれる。
個人的にはレベル4ブロッカー(コアドラモン)の進化元にも最適だと思う
能力はモノドラモンと同じなので、ピヨモンを2枚採用する場合は1:1で採用するように、オメガモンを使われてしまうと同名デジモンを全て消去されてしまうので、念の為ケアプランです。
アグモン
登場コストが3でピヨモンと比較すると高い、しかし、手番中デジモンパワーを上昇させる進化元効果を保有している。
難しい条件なしにデジモンパワーを上昇させる効果はとてつもなく優秀
デジモンパワーが高ければ同レベルの交戦では敵手を一方的に消去できる
また、敵手ターン中にデジモンパワーを上昇させる効果は現状1枚(ブイドラモンのみ)なので、効果が発揮されれば自分手番中は基本的に優位、デッキ内容が似てしまうミラーマッチでは特に優秀
登場コストの問題はレベル2から展開すれば関係ない
ドラコモン
コスト3で効果・進化元効果を与えられていないが、デジモンパワー4000はレベル3では最上級、同レベル体で交戦すればムーチョモン以外には負けない
2020年5月6日時点のプールだと、コストが低いピヨモン、進化元効果を保有するアグモンの方が需要があるように思えた、しかし、緑のテントモン効果を受けない、ジャミング持ちデジモンと相打ちできる強みがある。
バードラモン
デジモンパワー5000、登場コスト4、進化コスト2と使いやすい能力
後述する「グレイモン」と比較するとDPの高さが強み
展開元にアグモンがいればデジモンパワー6000でブロッカーと同数、更にテイマー「八神太一」が登場していればデジモンパワー7000で同レベルデジモンのみならず、レベル5デジモンにも届く
攻めでの活躍に期待できる
コアドラモン
2020年5月6日現在で赤で唯一「ブロッカー」効果を保有するデジモン。
赤はブロッカーを他テーマより強く使える印象
デジモンパワー上昇効果・セキュリティアタック+などの「攻撃を強くする」効果が多いため、積極的にアタックする反面、デジモンをレスト状態にさせてしまう場面が多い
メタゲームが進めばこのレスト状態を狙いアドバンテージを稼ぐ戦術が流行する可能性があるし、緑テーマは常に隙を伺ってくる
そんな場面でもブロッカーさえいれば主力を守れるのだから「鬼に金棒」だろう
ウォーグレイモン(BT-25)やブレイクドラモン(BT-26)を維持されたら誰でも嫌だろう…
また、ブロッカーデジモンは同レベルのデジモンと比較するとデジモンパワー6000とデジモンパワーが高い
低レベル・低登場コストデジモンを大量に並べ攻め込むデッキに対し1枚で動きを封じることができる
グレイモン
効果なし、登場コスト5、デジモンパワー4000
前線で戦う能力は他のレベル4より低い、しかし、進化元効果はとてつもなく強力で、進化元に含まれてさえいれば「セキュリティアタック+1」を得られる。
どんなレベル5、レベル6デジモンもとてつもなく強力になる
効果を与えられていない進化コスト2のレベル6デジモンでもセキュリティを複数枚確認できる。
ガルダモン
進化時にデジモン1体のデジモンパワーを上昇させる効果を保有する。
デジモンパワーが高いデジモンはセキュリティアタックを安心して行える、低レベルのデジモンだとセキュリティデジモンにデジモンパワーで負けることを怖く、アタックを躊躇してしまうこともありますが、ガルダモン効果があれば安心できます。
ただし、進化コスト3は中々重く、メモリーが十分にないと展開しただけで手番が終ってしまう。
メタルグレイモン
敵手デジモンにブロックされるとメモリーが増幅する効果を保有する、2020年5月6日時点のプールでは赤で進化元効果を保有する唯一の札
これを進化元にしているかつ進化元を4枚保有する「ウォーグレイモン(ST1-11)」はセキュリティを3枚確認するため、敵手の場にブロッカーデジモンがいれば高確率でブロックされる、そのような場面でチャンスを広げることができる。
ホウオウモン
デジモンパワーは12000と既存レベル6の中で最も高く、進化コストは2とレベル4並みに低い。
バトルエリアにだしやすく、攻めも強い。
個人的には、ウォーグレイモンは進化コスト4なので、展開させると敵手に多くのメモリーを与えてしまい、連続進化でブロッカーを引き込まれる危険性が増加する、そう考えるとウォーグレイモンより使いやすく1枚だと思いました。
ブロッカーと合わせて場に並べ、敵手の動きを牽制できれば勝利にグッと近づく。
ウォーグレイモン
「ガイアレッド」最強の1枚。
コロモンから展開できれば、進化元を4枚重ねることができ、セキュリティアタックが成功すればセキュリティを3枚確認でき、たった1度のアタック成功で戦況を傾かせられる。
確かに展開から攻撃まで行えれば強力だが、進化コスト4が考えていたより重い印象
敵手に渡すメモリーは可能な限り1とする環境なので、自分メモリーも1の場合が多い、展開すると手番が終わる+敵手メモリー3なので、返しの手番で進化コスト2のレベル6とブロッカーを並べられ、ウォーグレイモンでアタックできない場面もあった。
テイマー
ガイアレッドに収録されたテイマーは1種類です。
八神太一
自分手番中全デジモンのデジモンパワーを上昇させる効果を保有する。
複数枚登場させた場合も効果は重複するので、太一を4枚登場させるとデジモンパワーを4000上昇させられる。
ウォーグレイモン、ホウオウモンのデジモンパワーは手番中13000になり、敵手の場に黄のタケルがいない限りはセキュリティデジモンに敗れることはなくなる。
レベル5デジモンもセキュリティチェックの際に敗北する可能性が下げることができ、オプションと異なり登場後はゲーム終了まで場に残る。
オプション
ガイアレッドに収録されたオプションは4種類です。1枚ずつ紹介します。
シャドーウィング
メモリー1でデジモンパワーを3000上昇させられる、使いやすい1枚。
オプションは空打ち可能なので、メモリー0の際に発揮し、最小メモリー数で敵手に手番を渡す使い方もできる。
スターライトエクスプロージョン
発動後セキュリティデジモンのデジモンパワーが7000も上昇するが、オプションを採用しすぎると初手の事故率があがり、ゲームにならない危険性があるので採用する場合は枚数について熟思は必須。
ギガデストロイヤー
デジモンパワー4000以下のデジモンを2体消去するメイン効果・セキュリティ効果を保有する、低レベルデジモンがバトルエリアに並んでいる状況で発動できればとてつもなく強力
しかし、コストが6と重く、スターター環境だと場にデジモンはデジモンパワー5000以上のことが多く使いどころに悩まされる。
ニューエボリューションでジャミング効果が登場し、環境で使われれば必須になるかなって思っています。
ガイアフォース
手札からの発動はコストを8も支払うので重すぎる、しかし、セキュリティで使用できればこれ以上ない「最強のセキュリティ」
現状、効果の対象になった場合消滅を免れる術はない、現プール全てのデジモンを消去できる。
手札から発動するのは重い…と綴ったが、それでも使いさえすればオメガモンだろうが、Lv6だろうが、ブロッカーだろうが、邪魔なものは何でも消せるので強いことに変わりはない